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ダブルバトルにおける構築の組み方・考え方【基礎編】

ダブルの対戦オフに参加している方でも、他人のPTを借りたり構築してもらったという人は多く、自分ではなかなか強い構築を作ることが出来無い、少しでもそんな人の助けになればと思いこの記事を書くことにしました。多くの人に自ら構築を考える楽しみ、その構築で対戦することの楽しさを知ってほしいと思います。
ただし、あくまでこの記事の内容は私(Scar)の主観によるものであり一例に過ぎません。あくまでそのことを承知の上で記事を読んで頂ければ幸いです。

一例として、私がWCS2014世界大会で使用した構築が完成した経緯を交えながら説明していきます。

※2014年秋ぐらいに書きかけて放置していた記事なので、若干今とは環境が違う点もあるかもしれません


1.構築のテーマを決める

一重に構築と言っても色んな構築があります。特に天候等に依存しないスタンダードなPTに始まり、特性すいすいやすなかきと言った天候依存の特性を利用した雨PTや砂PT、また鈍足のポケモンで固められたトリックルームPT、その他にも滅びの歌を使って相手にダメージを与えずに倒す滅びPTなどがあります。
スタンダードPT(以下スタン)の中にも攻撃的なPTもあれば、高耐久ポケモンで相手を詰ませる防御的なPTなど色んな志向のPTが存在します。更にはこれらを複合したスイッチトリパと呼ばれるPTなども存在します。

まずは自分がどういうPTを組みたいのかを決めましょう。これに関しては完全に個人の好みだと思います。普段、私は天候系PTの扱いが苦手で、スタンチックなPTを好むので自然とスタン系統もしくはスイッチ系統のPTを組むことが多いです。

世界大会で使用したPTでは、gengar.gifのトリックルームの読まれにくさと、トリックルーム下のmega-mawile.gif と tyranitar.gif の制圧力に着目しトリックルームPTないし、それに準拠するスイッチトリパの構築を目指しました。


2.軸となるポケモンを決める

構築のテーマが決まれば自然と軸となるポケモンの候補がいくつか出てくるでしょう。攻撃的なスタン系統の構築であれば、mega-kangaskhan.gifmega-mawile.gif や mega-tyranitar.gifなどメガ進化枠がこれに相当することが多いですね。
全国ダブルでは、特別な技ふんかを覚えた heatran.gif なんかも候補に上がってくるでしょう。

防御的なPTであればmega-venusaur.gifなどのポケモンが候補に上がるはずです。

一方、雨PTであればpolitoed.gif やludicolo.gifなど天候始動要因+特性すいすいのアタッカーがメインになってくるでしょう。

世界大会で使用したPTでは場合は、mega-mawile.gif を中心とした構築を目指しました。

基本的にはこの部分も好みになってくると思います。好きなポケモンを使うってことですね。例えば5世代の構築ですが、Scarレパルスタンではliepard.gifthundurus.gifを中心とした構築を目指しました。このようにサポートがメインとなるポケモンを軸とする構築も存在します。

3.軸となるポケモンをサポートするポケモンを決める

構築のテーマと軸となるポケモンが決まれば、そのポケモンをどのようにサポートしていくかを考えます。サポートの種類も複数あって、例えばイメージしやすいのは防御的なサポートでしょうか。mega-tyranitar.gifamoonguss.gifを並べて怒りの粉でサポートするのはカロスダブルでは非常に有名ですね。
一方、攻撃的なサポートですが、私がWCS2014で使用した構築ではバンギラスがこれに当たると思います。mega-mawile.gif はトリックルーム下では屈指の攻撃性能を誇りますが、例えばtalonflame.gifaegislash.gifにはメインのフェアリータイプの技や鋼タイプの技の通りが悪く対処しきれません。
そういった点を、tyranitar.gif の岩タイプの技や悪タイプの技で見てカバーしています。

そして最後に、素早さ面でのサポートです。ポケモンというゲーム、とくにダブルバトルというルールにおいては如何に先に動いて相手を倒すかが勝負を決める1つのポイントであると考えています。ファイアローという合計種族値が500に満たないポケモンが第一線で活躍しているのも、疾風の翼という強力な特性があってこそです。
つまり勝負を決定づける要素として素早さ操作が挙げられます。基本的には素早さの種族値というのがベースになってきますが、トリックルームや追い風などのフィールド全体を操作する技に始まり、凍える風や積み技などの素早さの能力ランクを変化させる技など色んな技が存在します。ここで代表的な素早さ操作技を見てみましょう。

※ここでは種族値の順番を覆す可能性がある技や持ち物を素早さ操作と定義します

トリックルーム・・・5ターンの間、行動順が逆(素早さの遅いポケモンから順に行動)になる。
主な使用ポケモンcresselia.gifgothitelle.gif
【メリット】
・ターン数が5ターンと長い
・追い風や電磁波など、その他の素早さ操作技に対して一方的に強い
【デメリット】
・技の優先度が-7であるため成功させるのが難しい
・挑発で止まる
・鈍足のポケモンで固められている場合が多いので、失敗した場合のリカバリが難しい

追い風・・・4ターンの間、自分のポケモンの素早さが2倍になる。
主な使用ポケモンzapdos.gifsuicune.giftalonflame.gif
【メリット】
・自分のフィールドを操作する技なので、相手が守るを選択していても発動できる
・ファイアローという優先度+1でこの技を使えるメジャーなポケモンが存在する
【デメリット】
・挑発で止まる
・電磁波に対して弱い
・ターン数が4ターン(実質3ターン)と短く、交代や守るで凌がれやすい

電磁波・・・相手を麻痺状態(素早さ1/4)にする。
主な使用ポケモンthundurus.gifgyarados.gif
【メリット】
・25%の確立で発生する痺れが非常に強力
・基本的には永続である
【デメリット】
・地面タイプ、電気タイプのポケモンに対して無効である
・挑発で止まる
・状態異常技なのでラムの実などで対策されやすい
・守るで防がれる

こごえる風・・・相手の素早さの能力ランクを1段階下げる。
主な使用ポケモンcresselia.gifsuicune.gif
【メリット】
・既述の3つの技と違い攻撃技なので挑発で止まらない
・威力は55と低いがダメージを与えられるので弱点をつけばダメージソースになる他、気合の襷を潰せる
・重ねがけが可能
【デメリット】
・覚えるポケモンが少ない
・守る、ワイドガードで防がれる
・1回では追い風や電磁波と較べて、素早さの変化率が小さい

ここで挙げた4つ以外にも、高速移動や龍の舞と言った積み技他、岩石封じなどの技も存在します。

こんな感じでしょうか。トリックルームは決まれば非常に強力な技です。追い風、電磁波、凍える風は三者三様といった感じですね。素早さの変化率を考えると、中~高速のポケモンが多い場合は凍える風を、中速のポケモンが多い場合は追い風を、低~中速のポケモンが多い場合は電磁波を採用するパターンが多いように見受けられます。

私が世界大会で使った構築だとgengar.gif のトリックルームが素早さ操作に当たります。また、サンダーに拘りスカーフを持たせたり、バンギラスに黒い鉄球を持たせることで本来の素早さ種族値とは異なる順番で動くようにしています。

トリックルーム以外の場合、つまり相手よりも素早さを早くすることに重きを置く場合は2つ以上の素早さ操作技を組み込むことを推奨します。理由は単純で、1つでは対策されやすく唯一の技が対策されてしまった場合、素早さ操作ができず優位に試合が運べなくなってしまうからです。

私が代表決定戦で使った構築でもmega-tyranitar.gifの龍の舞とzapdos.gifの電磁波の2つの素早さ操作の要素を組み込みました。

レパルスタンにおいてもthundurus.gifの電磁波とlatios.gifの凍える風の2つの要素を入れていました。

4.メジャーな構築、ポケモンへの対策をする

ここまでは自分のやりたいことについて説明してきました。おそらくこの段階で構築の骨格は徐々に出来てきているのではないでしょうか?構築を組む上で、対策をするというのもとても重要な要素になります。
例えば先に挙げたpolitoed.gif とludicolo.gifを中心に添えた雨PTを相手に考えてみます。雨PTの第一の特徴は特性すいすいによる高い素早さからの雨補正の乗った高火力の水技です。何も対策していなければ、為す術なく倒されてしまうことでしょう。
しかし、対雨PTであるならばtalonflame.gifで相手よりも早く攻撃を仕掛けたり、tyranitar.gif やcharizard-megay.gifで天候を書き換えることで対策することが出来ます。
私が世界大会で使用したPTの場合、雨PTはtyranitar.gifの天候書き換えとgengar.gifのトリックルームで、メガガルーラはmega-mawile.gifの威嚇とgengar.gifの鬼火で対策をしていました。

対策しておきたい構築やポケモンをいくつか挙げておきます。

雨PTpolitoed.gifmega-swampert.gif
【特徴】
特性すいすいによる高い素早さからの攻撃
雨補正(x1.5)のかかった水タイプの攻撃
炎半減を活かした、炎弱点アタッカーによる攻撃
【対策】
追い風や電磁波、トリックルームなどの素早さ操作
日照りや砂嵐などの特性、または技による天候の書き換え
疾風の翼ブレイブバードや不意打ちなどの先制技

害悪PTcarbink.gifchansey.gif
【特徴】
小さくなるなど積み技を使った詰ませ
【対策】
挑発による補助技の阻止
滅びの歌や吠えるによる交代の強制

メガガルーラmega-kangaskhan.gif
【特徴】
特性親子愛による2回攻撃
高い素早さ種族値(100)
高い耐久と弱点の少なさ
技のレパートリーの広さ
【対策】
威嚇による攻撃DOWN(極稀に特殊型もいるが物理型が殆ど)
電磁波による足止めや鬼火による攻撃DOWNなど状態異常
ゴツゴツメットや特性鮫肌・鉄のトゲなど2回攻撃を逆手に取った削り

マニュテラ(エルテラ)weavile.gifterrakion.gif
【特徴】
袋叩きコンボによるテラキオンのA4段階UP
テラキオンの一致岩雪崩や格闘技
【対策】
ワイドガードによる高火力範囲技の阻止
怒りの粉、この指とまれによる袋叩きの阻止(エルフーンの袋叩きは怒りの粉で吸えないので注意)

と、いくつか例を挙げてみましたが、他にも対策すべき構築はいくつもあります。しかし、全てを対策するというのはほぼ無理です。何を対策すべきかですが、そのときの環境を見て判断します。雨PTの使用率が低い環境で、雨PTを対策しても全く意味がないですよね。実際に世界大会で使ったPTは制限時間が短いために害悪構築はいないと判断し対策を切り、当然テラキオンは使えないルールであるため対策はしていません。まずは、その環境で何が流行っているのかを把握する必要があります。




構築を組むときに考えていることを順を追って書き上げてみました。一応タイトルにも【基礎編】と書いてますが、ここまではやれば勝てる内容ではなく、やらなきゃ勝てない内容だと思います。【基礎編】があるなら、【応用編】もあるのかという話ですが、当然あります。【基礎】だとか【応用】だとかは、勝手に私が判断してるだけなのでその辺は無視して頂いて結構ですが、【応用編】の内容としては対策の対策、役割の兼任、初見殺し、配分の効率化あたり。多分そっちの内容の方が皆さん気になりますよね。気が向いたらぼちぼち書くと思います。
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