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【WCS2016】諸々の話と構築紹介

【諸々の話】
WCS2016が終了しました。2014年に初めて出場し、2015、2016と今回で3度目の出場になったわけですが、WCS2016を総括すると、個人にとっても日本人にとっても(特にマスターディビジョンは)ショッキングな結果となりました。終わってみれば、日本人最高位は32位。昨年1−7位を日本人が独占するという凄まじい快挙を成し遂げましたが、今年も昨年のTop4を始め日本のトッププレイヤー集結したものの結果は振るわず。一方、昨年日本人が上位を独占したということもあってか、海外勢、特にアメリカの打倒ジャパン、今年は絶対に勝つんだと眼の色を変えて臨んできたのは大会に参加していて、非常に感じたところです。その中でも優勝したアメリカのWolfe、ドイツのYoshi(Top4)、Billa(Top8)はこの世界大会という場で3人が全く同じ構築をシェアし、3人全員がTop8に残るという結果を残しました。特にWolfeの試合は会場で何度も放送されており、そのほぼ全てを観戦しましたが非常に大きな衝撃を受けたと同時に、当然のことを思い出させてくれたような気がします。

①ポケモンがメタゲームであること
②全てのポケモンに可能性があること
③WCSのルールは対戦時間が15分しかないこと
④三人寄れば文殊の知恵

①に関しては当たり前のことながら、今回日本人が敗北した最大の要因でしょう。日本の環境は、ジャパンカップ・代表決定戦の頃の「グラゼルネが一番強い」「一番強いグラゼルネを考え、プレイできた人が優勝」のまま変われていませんでした。実際に日本代表選手の多くがグラゼルネ構築を使用しています。それに対し海外のプレイヤーは、グラゼルネに勝つための構築とは何かを徹底的に考え各々が結論を導き、様々な構築を用意してきました。日本選手の構築にはメジャー過ぎるポケモンしか見受けられなかったのに対し、優勝したWolfeyはライチュウやカポエラーなどを使用し、全体を見渡してもライボルトやフシギバナ、ヤドランと言ったポケモンが見受けられ結果も残していたように思えます。昨年はルールが全国ダブルであったことや、7月から8月にかけてグロリアの予選が開催されたことで日本の環境も上手く進んでいましたが、今年はジャパンカップが終わった途端に負けたプレイヤーはVGC2016から離れ、その後大きな大会もなく環境が動かないままWCSを迎えてしまった。そういったところも要因の1つでしょうか。とにかく、改めてポケモンがメタゲームであることを認識させられました。

②については、優勝したWolfeyの発言で「全てのポケモンに可能性があると思っている」これに尽きるでしょう。日本人は所謂”強いポケモン”を好んで使う傾向がありますが、海外のプレイヤーは日本人が絶対に使わないようなあらゆるポケモンを使ってきます。今回のような特殊ルールでは、例えばドータクンのような普段陽の目を見ないようなポケモンが活躍しやすいです。その中で、もう少し視野を広げて、固定概念に囚われず視野を拡げるべきだったと思っています。

③これも最も当然のことでありながら、我々が忘れていたことです。15分という短い時間で相手のポケモン4匹全てを倒す必要はないのです。Wolfeの構築は最初からTODも視野に入れた構築でした。数的有意を作り、上手く相手のポケモンを腐らせ、時間をかけて確実に勝つ。そうしたプレイングが徹底されていました。ライチュウのボルトチェンジやカポエラーの脱出ボタンで時間を稼ぎやすいだけでなく、実際にWolfeは全ての試合のほぼ全てのターンで45秒いっぱいいっぱいの時間を使っていました。細かいことは分からないですが、最初からそうしたTOD勝ちも視野に入れた構築だったと考えられます。

④については、先述した通り3人が構築をシェアし3人が結果を残しました。つまり、それだけ完成度が高い構築だったということです。世界大会という場で、構築をシェアするということは、これまで少なくとも日本人の間ではありえなかったし、考えもしなかった話だと思います。構築のシェアと言えば、過去2014年の日本代表決定戦で私とゆういちさんで構築をシェアし、予選が同じグループになってしまったものの最終的には、私が日本全国でTop4に入ることが出来たこともありました。構築をシェアする、複数の人で作ることによるメリットは非常に大きいと思っています。単純に対戦回数が増えフィードバックも増えるし、一人では偏った視点で見てしまいますが、複数人が関わることで視野が広がり一人では気づかなかったポイントに気づくことが出来ます。確実に構築の完成度は高まるでしょう。恐らく、今回構築をシェアし最高の結果を残したことで、来年も確実に手を組んでくることでしょう。そうした時に、いくら日本人が強いとしても個の力では最早敵わなくなってくるような気がします。勿論、構築をシェアするということは情報漏れなどのリスクも増大しますが、今後世界で勝つためにはそうしたことも求められてくると思います。

以上、WCS2016の個人的な総括。一言でまとめてしまえば、優勝したWolfeは我々の何倍も勝ちに貪欲で、勝つためにやれることを全てやって、日本人には想像しえないほどの高みにいた、ということです。その現実を見せられて、自分らの無力さに萎えたのと同時に、来年に向けて早くも火がつきました。来年も必ず、日本代表の座を勝ち取って世界のトップを目指したいと思えました。そのために必要なことはあまりに沢山ありますし、個の力を磨くと同時に、今回のWolfe、Yoshi、Billaのようなチームを組んで戦うことも当然考えつつ、来年またチャレンジします。

【使用構築】
というわけで、あとは構築の話。使った構築は所謂”Big6”です。Big6としては完成度の高いものが出来たと自負しています。具体的には、ずっと使い続けてきたBig6をグラゼルネ、グラカイ、グラレック、ゼルネレックを主な仮想敵として調整し直しました。しかし終わってみれば、グラゼルネ、グラレックは一度も踏まない始末・・・。仮想敵を踏めなかったことが敗因の一つですが、そもそも環境を読み間違えたことが敗因なので、当たり運が悪かったというよりは環境を読めなかった、実力不足だったということです。参考程度に紹介まで。(画像は公式HPより)

CqWs5IHUEAAkyAz.jpg

  
ポケモン持ち物特性技1技2技3技4
ガルーラガルーラナイト肝っ玉
→親子愛
猫騙し恩返しグロウパンチ不意打ち
ドーブル気合の襷ムラっけ猫騙しダークホール変身キングシールド
グラードン紅色の玉終わりの大地噴火大地の力神秘の守り守る
ゼルネアスパワフルハーブフェアリーオーラムーンフォースマジカルシャインジオコントロール守る
ボーマンダボーマンダナイト威嚇
→スカイスキン
ハイパーボイス捨て身タックル追い風守る
ファイアロー命の珠疾風の翼ブレイブバード追い風挑発ファストガード


・ガルーラ@ガルーラナイト
性格:陽気
特性:肝っ玉→親子愛
H181(4)-A177(4)-B120(0)-x-D120(0)-S167(252)
猫騙し/恩返し/グロウパンチ/不意打ち
・H162-B95ドーブルを恩返しで確定
・S最速

普通のASガルーラです。グロウパンチにしたのは、このルールでは威嚇枠としてボーマンダが使われることが多いですが、威嚇+グロウパンチでの1段階UP状態での恩返しで無振りのゼルネアスを落とせることができるため。HBドーブルもギリギリのラインなので、少し耐久を振ってすてみタックルでの採用も考えましたが、反動でHPが削れるのを嫌って恩返しにしました。しかし、主にアメリカ勢が177恩返しを耐えるファイアローを使っており、直接当たることはありませんでしたが、捨て身タックルを採用すべきだったような気がしてます。

・ドーブル@気合の襷
性格:呑気
特性:ムラっけ
H162(252)-x-B94(244)-x-67(12)-84(0)
猫騙し/ダークホール/変身/キングシールド
・A255グラードンのダブルダメ断崖の剣耐え
・A146ファイアローの命の珠ブレイブバード耐え
・S最遅90族−1

ドーブルの代名詞と言っても良いダークホールが確定、グロウパンチを積んだガルーラ、ジオコンを積んだゼルネアスに変身するのが非常に強力であり、トリックルーム下ではグラードンに変身することで天候の取り返しもできるため、変身も確定。残り2枠については色々な技を試しましたが、選出・行動のバリエーションが増え、無理やり相手の隙を作ることができる猫騙し、相手に択を押し付けることができるキングシールドを採用しました。ワイドガードなども候補でしたが、最終的にはこの技構成で良かったと思ってます。対スタンに対しては先発で圧力をかけていき、対トリックルームに対しては後発でトリル下でのダークホールや変身での天候取り返しを狙っていきます。

・グラードン@紅色の玉
性格:臆病
特性:終わりの大地
H175(0)-x-B180(0)-C202(252)-D111(4)-S156(252)
噴火/大地の力/神秘の守り/守る
・S最速

最速CSの特殊グラードン。珍しい要素?として3枠目に神秘の守りを採用しました。特殊グラードンの3枠目は、噴火と大地の力でほぼ完結してることもあってか、10万ボルトや電磁波、めざ氷、断崖の剣など非常に自由度が高いです。そこで今回はドーブルにトリックガードなどを仕込むことが出来なかったので、催眠対策として相手のドーブル(スカーフ除く)より早く動けるグラードンに神秘の守りを採用しました。これにより、相手のドーブル+α(主にグラードンやゼルネアス)に対して、ガルーラ+グラードンの先発を行うことで、ドーブルの横に猫騙しを打ちながら神秘の守りを張ることで安定するようになりました。所謂Big-Bと呼ばれる重力催眠ドータクンに対しても強く出れるのも良かったです。実際にDay1でも使う場面が多く、活躍しました。

・ゼルネアス@パワフルハーブ
性格:控え目
特性:フェアリーオーラ
H231(236)-x-B131(124)-C167(4)-D133(116)-S123(28)
・A146ファイアローの命の珠ブレイブバード2発耐え
・A255グラードンのダブルダメ断崖の剣2発耐え
・C183ゼルネアスのフェアリーオーラムーンフォースを2発耐え
・S1段階(ジオコン+こご風想定)アップ時に最速メガレック抜き

めちゃくちゃ硬いゼルネアス。ジャパンカップからこの型を継続して使っています。先発よりも後発で盤面を整えた後に出してジオコンを積んで〆ることが多いです。Day1では耐えてジオコン積んで勝ち!という場面でボーマンダのハイバーボイスと捨て身タックルを両方急所に受けて沈んでいきました…。

・ボーマンダ@ボーマンダナイト
性格:せっかち
特性:威嚇→スカイスキン
H171(4)-A172(52)-B135(0)-C163(180)-D113(20)-S189(252)
ハイバーボイス/捨て身タックル/追い風/守る
・H162-B95ドーブルを捨て身タックルで確定1発
・C183ゼルネアスのダブルダメフェアリーオーラマジカルシャイン耐え
・S最速

ガルーラを選出することが多いので、あまり出さないです。出した時にはハイパーボイスや捨て身タックルで雑に相手を削るのが仕事。

・ファイアロー@命の珠
性格:意地っ張り
特性:疾風の翼
H154-A145(252)-B92(4)-x-D90(4)-S178(252)
ブレイブバード/追い風/挑発/ファストガード
・S準速

意地っ張りASファイアロー。意地っ張りなのは、ガルーラのグロウパンチ+ファイアローのブレイブバードで相手のガルーラを落とせるため。今回フレアドライブは採用せず、追い風・挑発・ファストガードの3つを採用しました。追い風は言うまでもなく、挑発は相手のゼルネアスやボーマンダ、ドータクンに。ファストガードはレックウザやファイアローなどの強力な先制技を持ったポケモンが増えると思い採用。技構成は間違ってなかったと思います。最後までもう少し耐久に割いた型を使うか、ASで使うか悩みましたがPT登録が当初のアナウンスより早く仕方なくASで使用しました。

【対戦メモ】
・1戦目 ◯◯
(グラードン、カイオーガ、クレセリア、クチート、モロバレル、クロバット)
・2戦目 ×◯×
(レックウザ、ゼルネアス、ライチュウ、クロバット、ウインディ、ナットレイ)
・3戦目 ◯◯
(レックウザ、ゼルネアス、クロバット、カメックス、モロバレル、ドーブル)
・4戦目 ××
(グラードン、ディアルガ、オンバーン、フシギバナ、ピッピ、ランドロス)
・5戦目 ◯××
(ゼルネアス、イベルタル、ボーマンダ、ウインディ、ガルーラ、ボルトロス)

不完全燃焼ながら、こんな感じで今年のWCSも終了。WCS2017に向けて、またゼロから頑張ります。終わり。




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